あたしを、生徒会から追い出したいんじゃないの?


それなのに、優花ちゃんに会わせたり、こうやって心配してくれたり…。


本当の先輩は、誰?



「ホントに大丈夫か?熱でもあるんじゃ…」



そう言いながら、先輩はあたしのおでこに手を当てる。



「せ、先輩!?」



もしかして、優花ちゃんにも、こんな風に優しいの?



それとも、もっと?



「熱は無いみたいだな。調子悪いなら、ちゃんと言えよ?」