初恋LOVER



な、何言ってんのよ!?


握られた手をほどこうにも、力が強くて出来ない。



「いいじゃん。夕陽の差し込む教室で、オレとキス」



「い、嫌です」



「何で?他の女は、みんな喜ぶよ?」



先輩はあたしを抱き寄せて、見下ろしながら言った。



この人、本当にサイテー。



「ハッキリ言いますけど、あたし、先輩の事なんて、これぽっちも好きじゃありませんから」