先輩を呼び出すか、それとも、生徒会室に行くか…。



「よし!賭けだわ」


生徒会室に行って、先輩がいたら告白しちゃおう。


もし先輩がいたら、きっと運命だと思うから。



「あ~、ドキドキする」



生徒会室に向かいながら、ドキドキが止まらない。


こんなに緊張するの、初めてかも。



―ガラッ!


お願い!龍之介先輩、いて。