そのあと、あたしは浩子さんに腕を引っ張られてリビングを出て、家の説明をされ、あのでっかい家を走り回った。 一旦部屋に戻るともう6時になっていた。 「はぁ……。」 ベットに寝転んで今日を振り返ってみた。 なんだか今でもよくわかんないや。 だっていきなり親は転勤するわ、知らない家に住むことになるわ、トキラブのご本人に会っちゃうわ……。 頭ついていかないよ。