「…えっ、恭也さん??」 「あっ、もうすぐ唯ちゃんの出る競技じゃないかな。」 「行かなきゃ!」 唯ちゃんはすくっと立ち上がった。 「唯ちゃん大丈夫??」 「大丈夫です。恭也さんのおかげで本当に助かりました。恭也さんがいなかったら、気持ち大切に出来ませんでした。…あっ、体育着濡らしちゃってすみませんでした!!」