オオカミな彼とニャンコな私





「藤崎君てどんな子がタイプなの!?」


「すみません、僕タイプとかそうゆうのよく分からないので」




「響く~ん、今日何時にバイト終わるの?」


「申し訳ありませんが、お客様にそのような情報はお教えできません」



こんな感じで俺様はなるべく丁寧にやんわりと女達の質問をスルーしていった




アホな連中のようになりふりかまわず手ぇ出して修羅場になるのはまっぴらだし、佐伯さんのように来るもの拒まずで要領良く付き合うことも俺様には出来ない



だから問題が起きないようにイイ子ちゃんぶってんのが1番なんだ