オオカミな彼とニャンコな私





お店の混雑もおさまってきて一段落した頃、雛が話し掛けてきた


「今日の夕ちゃんちょっと変だったよねぇ~」


「うん、何か悩んでる感じだった」


「やっぱり真梨奈ちゃんもそぅ思うよねぇ~で、雛考えたんだけどぉ~夕ちゃん恋してるんじゃなぃ?」


「どぅえっ!?恋?誰に?」


「響くんだよぉ~!だって響くんがモテるって話をした時に考え込んでたんでしょ~?それって好きな人がモテるって知ってショックだったからじゃなぃ?」