オオカミな彼とニャンコな私




「藤崎響のどこがカッコイイのよ」


「雛はねぇ~、あの狼みたいな野性的な顔立ちがキュンポイントなの~きゃっ」


「…」


「えぇー、夕陽はどう思う?てか、さっきから喋らないけど何かあった?」


夕陽がいつになくおとなしいのが気になった


「わ、私実は…」




-ガチャ-


「おい、そこの3人組昼休憩終わりだろ。さっさと来いよ、店混んできて大変なんだよ」



「やばっ、店長!!すみませーん!!今行きます!」




結局夕陽は口をつぐんでしまった


何か悩み事でもあるのかな…?