副会長の秘密





「…………水野、こっち向いて」

「………い、嫌です」

「…向かないと離さないよ?」

「…っ、それは、~~~~」




つい口ごもる私。




ううっ……
これも、副会長は分かってて言ってるんだよね……




そんな黙ったままの私に遠慮なしに話しかける副会長。




「…いいからこっちを向く」

「っ…………!!?」





そう副会長の言葉が耳に届いた瞬間、グイっと引っ張られてぐるりと回転させられた私。



つい反射で目を閉じる。




ううっ
だって絶対、怒ってるじゃん………………………









…………っ







だけど…私が想像したのとは全く違っていて………



副会長は…………












「……よく出来たね、水野ちゃん♪♪
それでいいんだよ」





そう言って、ニコリと笑っていた。