そう言いながら、2人で笑っていると、気が済んだのかみなちゃんが帰ってきた。
「亜稀ちゃん、お待たせ~……って、何、笑ってるのかしら」
私の隣の席につくと、プクッと頬を膨らますみなちゃん。
さすがに、怒ると怖い…なんてことは言えないから…。
「あのね、山瀬くんと仲直り出来たから笑ってるの。これも全部、みなちゃんのおかげだね!ありがとう!!」
そう言いつつ、ありがとうの意味を込めて、また私は山瀬くんと笑っていた。
チャイムが鳴って、1限目が始まるその直前。
後ろの席の山瀬くんが肩を叩いてきた。
「あのさ水野、さっき言い忘れてたんだけど、…今日は俺がするから、帰っていいからな」
「うん、ありがとうっ。じゃあ、明日から一緒にってことで」
「うん、了解っ」
なんかみなちゃん達と話してたら、モヤモヤが少しなくなったような気がする。
そのおかげで、その日の授業はすごく早く感じた。
