副会長の秘密




「…っは。…んっ……キスだけじゃ、足りない…っ」

「…っ、待っ………んんっ」



どんどんキスは激しさを増して、副会長は空いてる方の左手を


キスをしながらするりとミキちゃんの太ももに伸ばした。



「…っ、はあ。ミキちゃん……誘ったんだから……んっ。…責任取れよ?」

「っ…ん、…っ…、葵く」



や、止めて。
…………お願いだから。



そんな光景を見たくなくて、目を閉じていたけど、熱を帯びているこの空気と声が耳にまとわりついて



もう私は限界だった。




だ、ダメ………
私…………本当にっ…



そして、 私は動揺してしまい…勢いよく箒に腕が当たってしまって



ーーーーガタンッ。



ぎ、ぎゃああああああああ!
私のバカあぁ…もう消えたいいいぃ。



ばっと悲鳴が出そうな口を両手で押さえて、ついでに箒が動かないように抱き締めた。



だけど、その音が引き金になったのか、副会長はキスを止めて


ミキちゃんを離すと、



「…はい、終ーわりっ。…言い忘れてたけど、今日のことは忘れて?じゃ、俺先に行くから。

もうこんなことしちゃ…ダメだよ?」



クスッと笑うと、部屋を出ていった。




そして、私もすぐさまロッカーから出ると、玄関から出て走って頂上まで帰った。