「おはよ、浩希。」 「はよ」 俺がこんなふうに気を許す友達は1人しかいない。 「また あの子と登校してたの?仲いいね」 やはり、友達ではないのかもしれない。 「冗談やめてくれよ…」 「可愛いじゃないの。 今日は何だって?」 「5キロのマラソンがあるってさ、」 「へぇ。大変だね…」 他人のことを親身になって心配するコイツのこういうところが 好きだったりする。