あーあ、捕まっちゃった。完璧に捕まっちゃってるよ、コレは……
「逃がすわけないでしょ。そんなこともあるかと思って、鎖で繋いでおいたのよ」
チャイニーズ美女は、まとめていた黒髪をおろす。艶があってハリのある綺麗な黒髪が、ベッドの上で黒い華を咲かす。
「今日は、排卵日なの。何ヵ月も基礎体温つけてきたから間違いないわ。
アナタとの子供ができるまで、逃がさないから」
「うわっ!? ありえねーから!!」
右足につけられた鎖を勢いよく引かれて、バランスを失った俺は豪快にベッドに倒れ込む。
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