「今、休憩時間」
善太郎は、淳一くんの目を気にせず私にキスをする。
これは多分、邪魔されたことに対する当て付けだ。
「わっ! わかったよ! なんだよ、こっちのネクタイしたいから一時間でクリーニングして来いとか無茶言って! ここに置いとくからな! 代金二割増しで請求するからなエロ所長!」
淳一は乱暴にドアを閉めると、足早に所長室から出て行ってしまった。
「さてと……」
善太郎は、私を後ろから抱き締めなおすと自分もソファーに横になった。
「先ずは、睡眠。俺、マジ眠い」
「うん」
「所長命令、俺が起きるまで腕から抜け出すな」
「はい」
騙されてるんだと思う。
私の人生、この男のせいでめちゃくちゃだ。
でも、この暖かい腕を信じてみよう。
私は、彼が大好きだから……
もっと、私を想って……
おまけSS
•ローズマリーを君に•
おしまい



