「それを言っちゃうと、私……有能な秘書になれなくなる。 善太郎が女の子に騒がれる度に、ヤキモチ妬いて、怒って、泣いて…… 嫌な女になっちゃう!」 今でもコワい。 善太郎が私だけのものになる? そんなの想像できない。 「ユカリ、好きだ……」 狡い。 このタイミングの甘いキスも狡い。 薄く開いた唇から侵入してくる、優しい舌は私を求めるようにさ迷う。 私がそれに応えると……もっともっとと絡み合う。 子供みたいで、計算高い男。