こんな予定、全然なかったけど……
「ゴッシゴシクリーニング屋、トリックスターズ店。俺にやらせて下さい。お願いします!」
床に正座してばあちゃんに頭を下げた。
「愛子おばあちゃん、お願いします。李花は、いつかじゅんちゃんはクリーニング屋さんになるんだと思ってました!」
李花も俺の隣に来て頭を下げてくれた。
「しっかり働きな。身内贔屓はないからな」
ばあちゃんが不敵に笑う。「作戦成功」とゼンにブイサインしたのは見なかったことにする。
いいよ、こうなりゃとことん騙されてやる。
「次はクビとかはないぞ。潰すなよ」
「わかった」
「やったー! 愛子おばあちゃん、ありがとう!」



