「もう、いい。その話は終わりだ」 「でも、ゼン所長が悪いんですよ! フィーチャネスは、ゼン所長が潰さなくても直ぐに潰れてたって言い訳しないんだから。 あのまま赤字経営してたら、もっと悲惨なことになっていたわよ」 「終わりだって言ったら、終わり!」 ユカリさんが、クスクス笑う。ばあちゃんは、ウンウンと二回頷いた。 李花が首を傾げたので、俺も肩をあげて何も知らないふりをした。 佐伯さんは、李花と幸せになれ、って言ってくれた。 だから、この話はもう終わりだ。