ゼンが涼しい顔して、コタツに足を突っ込んできた。
「あったけー! コタツ最高ー!」
「ゼン! 勝手に入るんじゃねーよ! 俺のばあちゃんちだ!」
「でも、愛子おばあちゃんと俺の仲ですもん、ねぇ?」
「そうじゃ、そうじゃ!」
なにがー、そうじゃだ!
所詮ばあちゃんも顔かよ!
「じゅんちゃん、大丈夫? 久々に拳握り締めて耐えるじゅんちゃん見た」
「ダメかも、久々すぎて頭の血管切れるかも」
免疫力低下中。
「もう、ゼン所長ったら! 淳一くんをクビにしてから三日間くらい所長室の窓際で、生け贄モップちゃん抱きしめて体育座りしながら、ずーっとため息ついてたのよ?」
「ゆ、ユカリ? それは、今回の損失額がでかかったからだって言ってるだろ!」



