柔らかい頬をムギュと挟んで、もう一度キスをする。

 今度は激しいやつだ。これは李花限定のスペシャルバージョン。俺の深い愛情入りだ。


 李花のため息みたいな吐息に、ますます止まらなくなる。



 エプロンの蝶々結びされた腰紐を、スルリと解いた。



「あ……朝から? じゅんちゃん?」


「しょーがないだろ、最近二人になる機会なかったし」

 
 李花を床に優しく押し倒す。今日は一日中李花を堪能していたい気分。