つけまつげが涙で濡れている。李花の柔らかい髪が顔にかかり、大切そうに俺の胸に顔をうずめて肩を揺らす。 「李花、じゅんちゃんを信じてるし、じゅんちゃんが大好き。別れたくない」 「李花……」 大人しくなった藍莉を押しのけて、起き上がると震える李花の肩を抱きしめた。 ああ、やべー、なんか幸せ。 トリックスターズ入って、李花には迷惑ばかりかけてるのに…… 「李花、大丈夫だよ。別れたりしないから」 子供みたいに、ヒックヒックとしゃくりをあげて泣く李花が無性に愛らしい。