「はぁ…」

またあたしは、
ため息を一つついてから、
周りを見る。


悪さしてるサタンは、
どーこかなっ♪ってね。







「今夜は、静かだ…」

見回りを始めてから、
2時間が経ち、
あたしは思わずそうつぶやいた。






結局、珍しく何もないまま、

夜が明けたのだった―…。