「いってぇ〜…」

手を思いきり叩かれた手を
擦りながら、叩いた張本人…

ベラを呆然と見る。







「何、すんだよっ!!」

「嫌がってるのに、やるあんたが悪い」

「…………はぁぁぁぁ?」


「マリナ。こんなバカ、ほっとこうよ。行こ?」

「…………うん」


あたしはベラと、教室を出た。