「いいじゃん。このまま付き合え
ば。そのうち、本気になっちゃう
かもよ???」
「そういう話じゃないからッ!!」
「なんで?」
あたしは魔法使いで、
カイがサタンだからに
決まってんでしょ!!
それくらい、言わなくても
わかってよ!!!!(怒)
「仮に百歩譲って、あたしとカイ
が付き合ってることは認めるとし
て。あたしとカイだよ!?冗談なら
まだしも、本気は絶対ありえない
からッ!!」
今は“まだ”禁忌なんだから!!
「何が?」
キョトン…とするカイ。
あ、そっか…。
これは魔界での話だから、
カイは知らないのかな…?

