日曜の午後──とはいえ、この状況で曜日を気にしている者など居はしないだろう。 「どこに行くんだ?」 久住は玄関ドアを開いてどこかに出かけようとしているデイトリアに声をかけた。 「少し出る」 デイトリアは久住を一瞥し、いつもの声色で応えてドアを閉める。 珍しい、気分転換だろうかと思いつつ、外は魔物たちが破壊しまくったあとでむしろ気分は滅入るんじゃないかなと多少心配になる。 そのとき、電話が早く出ろとでも急かすように鳴り響く。 「あーもう、はい、はい。久住です。えっ!? そんな──」