杉山は頬を膨らまし拗ねた顔をする。

真優は黙々とご飯を食べる。

「ごちそうさまでしたぁ!!」

真優が先に食べ終わり杉山に微笑みかけた。

杉山はゆっくりパクパク食べていた。


「な…何ですか」

「だってぇ可愛いんだもん」

杉山は驚いた顔をして口をパクパクさせている。

「あぁ…でも先輩の方が可愛いですよ…はい」

真優も予想外の返事に口をパクパクさせる。


「さて、そろそろ解散するか」

食べ終わった杉山に言う。
時刻は6時。
結構遊んだ。

ゲームをしたりトランプしたり。
久々に遊んだ真優は結構、満足していた。


「先輩、岡田先生んとこいくんすか??」

「あぁ…いくよー」


杉山は不安そうな顔をしたあとすぐにふぅとため息をつき微笑む。


「最近の男は危ないですからね」

「ふふっお父さんみたい」


真優は杉山を見て笑う。

「じゃあね」

「さよならっ」


杉山は真優に送られて帰っていった。

次は岡田だと肩がガクリと落ちる真優は岡田の部屋の前にいる。

ピンポーン…‥。

「はい」

岡田はジャージ姿で現れた。
初めてみる岡田のジャージ姿に目を輝かせる真優。