「なんて…ね、ごめんね」


そっと真優の髪を撫でる。



「んっ…‥」

真優は目をゆっくり開けた。

「せんせぇ…‥」

岡田は微笑んだ。

___寝ぼけてるな。


「真優さん…??」

「せんせぇ…真優ね…」


真優はソファーに横になったまま岡田に話しかけた。
「せんせぇに寂しい顔してね…欲しくないの」

真優の目はかなりしょぼしょぼしている。
真優の寝起きはかなり悪い。


「せんせぇ…」

岡田は黙って寝転がってる真優の髪を撫でる。


「真優さん、寝ぼけてるね」
「…‥ばかぁ」


真優はそういうと岡田の頬をつんつんしてきた。

___なんだその抵抗は。

「甘えん坊さんだ」

「…‥」


真優はまた眠ろうと目を閉じてきた。

「寝ちゃうの??」

「ねない…‥」


「寝ていいよ」


「…‥んー…」