岡田は少し驚いてる。
話を続ける真優。


「なんか私まで寂しくなります」

真優は顔を真っ赤にして話していた。

「今日の高橋さん素直だね」
「ばかにしないで下さい」


岡田は微笑んだ。
あの怪しい笑顔…‥。


「部活休んだら??」

「い、いいのかな…‥」

「高橋さんといたい」


「…‥じゃあもう少し」


真優がそういうと岡田はフフッと笑ってソファーから立った。

「ちょっとだけデスクで仕事してもいいかな」

「いいですよ」


真優は岡田の仕事している後ろ姿を見つめながら、ソファーに倒れ込んだ。

岡田の横顔がかっこよく見える。


___私はこの人に告白されたのか…‥。












「…‥高橋さん…‥??」


真優は寝ていた。
時刻は5時半。
外は薄暗い。


「ぷにぷにぃ…‥」

寝ている真優の頬を笑いながらつんつん突っつく。

寝顔が可愛くて可愛くて無性に愛しくなる岡田。




「真優さん…‥」


「ま…ゆ…‥」

岡田は指先で真優の唇をそっとなぞる。


___今なら、キス出来る。