真優はぷにぷに岡田の頬を触る。

｢ぷにぷにぃー｣


真優は笑う。


｢…‥んー…‥｣

｢あっ｣


岡田はしょぼしょぼした目をこすり目を見開いた。


｢高橋さん…‥!?｣

ガバッと起きて慌てて眼鏡をかける岡田。


｢アハハッ岡田先生可愛い｣
｢起こしてよ｣


｢先生のほっぺ柔らかい｣

｢高橋さんったら…‥｣


真優は少し安心した。
岡田はかなり恥ずかしがっていて顔が真っ赤。

｢高橋さん、部活は行かないの??｣

真優は資料室の時計を見る。


あと、５分で部活が始まる。


｢部活…‥行く??｣

岡田はまた寂しそうな悲しい顔をした。

真優は少し考えてから優しそうに笑う。

｢あの…‥今日岡田先生なんか元気なかったから少し心配で来てみただけなんで…‥｣


岡田は悲しい顔をした。
真優は話を続ける。


｢でももう少しいます｣

一気に表情を明るくした岡田。