「梶野先生達も来てましたよ」

「...達って岡田もいる??」

「はいっ」

___げっ!!

しかし顔を合わせるしかなく仕方なく体育館へ。

「おーいっ杉山くん始めるわよ!!」

いつも梶野は元気に部活に参加している。
しかし岡田はあまり剣道をしない。どちらかというと精神的に支える顧問で梶野が体力的に支える顧問。


真優は体育館のステージに登り腰かけた。
そのステージに岡田も座っていたがもちろん真優は岡田と充分距離をとる。

岡田は真優をちらっと見ると真優と目が合った。

真優は驚いた顔をしてそっぽを向いてしまった。

___か、可愛いなぁっ高橋さん...。
ここで岡田はハッとする。

時々、岡田には変なスイッチが入る。

岡田は立ち上がり真優の座っている横に座る。


「!!」

真優はそっぽを向きながらびくっとする。
岡田はクスッと笑う。

___今日の俺、なんか変なスイッチ全開かも。