岡田は真優に向かってそっと「しぃっ」と口元に指を当てた。
女子生徒はうらやましそうに見てきた。

真優の顔は真っ赤だ。




それから真優は何事もなかったように1日を過ごした。国語の時間はもちろん保健室でサボった。

___あぁ、高橋さん授業中どこ行ってたんだろう。
岡田は真優のことを誰よりも心配していた。

そんな中、真優は学校でいろいろ済ませて学校をすでに出て寮に帰宅。

真優は寮に帰ってもそわそわがなおらなかった。
すぐに昨日の先生とのことを思い出す。

___あぁダメだ。気晴らしにコンビニ行こう。


そう思うと真優は制服から普段着に着替えて寮を出た。

時刻は5時。
少し薄暗い。

___何買おうかなぁ。

真優の目に止まったのはシュークリームとぷりん。

___わぁ、どっちにしよう??

真優は目をきらきらさせながら選んでる。

真優はこうみえて甘いものがすごく大好きなのだ。


真優はこの二つを手に取り悩む。

___うーん...。

すると真優の横からスッと手が伸びた。