「おはよう、高橋さん」
「あ、真優ちゃん!!岡田先生だよー」
___げっ!!
「お、おはようございます…‥。」
元気のない真優に美琴が力ずよく真優の腕を引っぱっていく。
岡田は生徒玄関で他の先生達と一緒に立って生徒にあいさつをしていた。
もちろん岡田は女子生徒に囲まれていた。
美琴は目を輝かせて岡田に話かけている。
「先生!!今日は一時限目から国語ですねっ!!」
岡田は美琴にニッコリ微笑み「そうですね」と返事をした。
___怪しい笑顔だ。
岡田は美琴に連れられた真優をチラッと見た。
「高橋さん、昨日のこと…‥」
「いやいやぁぁぁあぁっ」
『!?』
岡田の周りは一斉に真優を見た。「何をした」という目だった。

