「(…っ最悪!)」
水の中で悪態をつきながら急いで水面に顔をだす
するとそこはあら不思議☆
木の葉の間からこぼれる木漏れ日が綺麗な森の中でしたー!!
………って
「え…??」
見たこともない景色に唖然とする
「………うーん…」
夢を見ているのかと思って頬をつねる。痛い。
「とりあえず…あがるか」
「(いつまでも水につかってるのはイヤだし…)」
バシャリと水音をたてながら陸に上がる
暖かくも寒くもない不思議な気温だな…と思いながら辺りを見回す。
「………あー…うーん…」
やっぱり見たことのない景色
確かに自分はつい先ほどまで土手にいて、デカイ犬に追いかけられてたはずなんだけどなぁ…
「なんていうか…テレポート?」