危険な恋の甘い誘惑




一時間目。
今日いちばんの来客は...滝川君。
「先生、足大丈夫?」
「平気だよ。ごめんね」
「何であやまんの」
真顔であたしの顔を見つめる。






「送ってもらちゃったからだよ」
「何かあった?」
あぁ...滝川君はこういう人の気持ちに気づく人なんだ。
「何でもないよ?」
「先生うそが下手なんだ?」






優しい笑顔で、あったかい手で...私の頭をなでた。
誰かの優しさに触れたのは久しぶりだった。
「ねぇ...どうして優しいの?」
「ぇ?」






思わず口をついてでた言葉だった。
「ぇ!?ごめん、何か変なこと聞いちゃった」
「俺も質問していい?」
「うん。」












「何でそんな寂しそうに笑うの?」