―――…ガー……




エレベーターが開き、恵子とテツは乗り込む。

恵子がボタンを押して、香澄のいる階に上がっていった……。



―――………チンッ……


香澄の住む7階に着いた。
エレベーターを降りてすぐのドアに立ち止まる。


「ここだよ……私は引き合わせたら、帰るからねっ♪」



「えっ…帰るの…?」



困惑するテツに、恵子は言った……。