香澄とテツは駅まで走った……。



駅に着くと、テツは香澄の様子が違う事に気付いた…。



「香澄ちゃん…どうしたの…?」


「…えっ?」

振り向いた香澄の目には、涙が溢れていた。



「…香澄ちゃん…」


テツは無意識のうちに香澄を引き寄せ、優しく抱きしめた……。



誰もいない駅……テツの胸で泣きじゃくる香澄の声が響いた――…。