「う〜ん。…わかったよ。とりあえず今日は送ってくよ」


「サンキュ♪…頼んだぞ。香澄ちゃんの事」




聖斗とテツは話終わると、恵子と香澄の所に戻って行った。


テツは香澄に思いきって、話しかけた…。



「あのさ…一緒に帰ろうか…同じ電車だよね…?」



「えっ…はい…」


少し驚いた様子だったが、香澄は、何かを察したのか…急にテツの手を引っ張りながら、恵子と聖斗に言った。

「私、テツくんと帰るから、2人共頑張ってね〜♪じゃあね〜!…バカップルさんっ♪」


「ちょ…香澄〜!?」


恵子が驚きながら見ると、香澄とテツは走って行ってしまった……。