「決まってるだろ…!ヤルんだよ!」



「…ヤる?………!!」




テツはビックリして、持っていた携帯を落としてしまった……。
同時に、聖斗がテツを軽く叩いた。





「声デカイ…今日は決めるんだ。だからテツ…香澄ちゃんを頼む!」


テツも『男心』を察した。


「この分は…高いぞ聖斗…。わかってる?」


笑いながら、聖斗は言う。

「だったら、香澄ちゃんと付き合ってみたら…?気が合ってたみたいだし…」