「…綾女さん、本当にありがとうございました。僕、行ってきます…子供達の事、よろしくお願いしますっ」





テツは頭を下げた。





「任せなさい…無理をしないようにね。また連絡ちょうだいね」



「はい!!」






テツは綾女と別れた。


テツの中に迷いは消えた。




そして…翌日、改めて店長に正社員になる返事をしたのだった……。