テツは、冷静に話し始めた。




「ずっと、考えてたんだ。香恋と亜澄の事…。君が僕に残してくれたものだから……。これから先…もしあの子達が、本当の事を知った時。悩んだり、時には苦しむかもしれない。僕は、その時の事を考えて…1人でいる事を選ぶ気になったんだ。僕が…あの子達を助けてあげたいんだ。それに…確かに、君の事が忘れられないのも……あるけど、だけど…君は僕の中で…子供達の中でいきているから。…いつも、君が『テツ、笑って…』って言うから、僕は…今は淋しくないし…頑張れるんだっ!!」







「テツは、それでいいの?」





「君が…命懸けで残した、2人を。育ててあげられないけど、僕は絶対に見捨てない。僕ができる限りで…助けるから。安心してほしい」