「2人で何してたの…?帰るよ…。もうすぐ夕飯なんだから…」




香恋と亜澄は、綾女の言葉でカスミがいない事に気が付いた…。




『お姉さん…また会えるよね…?』



香恋と亜澄は…空を見上げて、心の中で呟いた。

「香恋…。亜澄…。置いていくよ!」



「今行く〜!」



「ママ、待って〜!!」


綾女の元に、2人は駆け寄って行った。




カスミは、その姿を物陰から見ていた…。