「カスミ…って言うの…」


香恋と亜澄の笑顔が輝いた。


そして、香恋が言う。


「お姉さんって、香恋の大好きなお姉さんと同じ名前ね♪」




カスミは驚いた…。




「えっ…!?」


亜澄が少し淋しそうな顔で話し始めた。


「もう会えないけど…いつもママがお話してくれるの…。優しくて、強くてかっこいいんだよっ!!」



「そうなんだ…綾女ちゃんが…」