テツのアパートに戻って、4人はお茶を飲み、一休みすることになった…。



「この感じ…久々だよなぁ…」


ふと、聖斗が呟いた……。



「私も思った…。なんか懐かしい感じだよね……」



恵子はしみじみ言った。



カスミもわかっていたが…口に出せない。



そんな時、テツが口を開いた。


「彼女は…やっぱり『香澄』なんだと思う…。顔も雰囲気も…全て同じなんだ。でも…彼女は話せないからさ。正直、判らなくなってるんだ…。僕は…これからどうしていけばいいのかな…?」