香澄は『この世』を去ってから、どれだけ経ったのだろうか……。





ずっとどこかを漂っている気がしていた……。




テツへの心残り、香恋と亜澄への心残り…その2つの後悔が、香澄のやり残した事……。


そして、何となく…『この世』で起きている事が、香澄の中に流れるように入ってくる……。




聖斗が恵子にプロポーズした事や…香恋と亜澄の綾女達との生活…。

テツの苦悩まで……。




するといきなり、香澄の中に何かの声がした……。