テツは、聖斗と恵子を連れて、アパートに戻った…。



ドアを開けると、窓が開きっぱなしでカスミの姿はなかった…。




「…カスミ…?ただいま…どこに隠れてるんだ…?」



テツが部屋に入り、探し回った。

しかし広い部屋ではないので、カスミがいなくなった事を認めざる得なかった…。



「…ウソだろ…?」





テツはうなだれながら、座り込んでしまった…。