テツと聖斗は小学校の頃からの腐れ縁だ…。

何かと気が合い、気が付けばいつもつるんでいた。共に年齢=彼女イナイ歴だった。





まさか、聖斗に先を超されると、思ってもみなかった…。


「聖斗に先超されたぁ〜!」


ちょっと悔しそうなテツ。


「大丈夫!お前にも、いつか春はくるよ〜!」


聖斗はニヤニヤしていて、テツは気持ち悪かった……。