「私っ…テツくんに会えなくて…淋しくて……やっと気づいた…私の気持ち……。私ね、テツくんが必要なのっ!テツくんがそばにいないと……すごく不安になるの!綾女ちゃんや恵ちゃんとかと違う、好きで……。私…テツくんの事、大好きだよぉ……」





「香澄ちゃん…僕も大好きだよ。ずっと…ずっと待ってるからって言ったでしょ…?」





「テツくん…」





テツは香澄を優しく…でも強く抱きしめた……。



「僕は、香澄ちゃんがそばにいてって思ってくれてる限り…そばにいるよ……。だから僕の側で、ずっと笑っていてほしい…」




「…私も、テツくんの側にいたいです……」




この日…二人は『親友』から『恋人』になった…。