ー遊星ー


「ガハハハ!!つかいてえ…」


「わりぃ…
つかお前があんな真似すっからだろうが!」



どうやら俺は
トウヤの野郎にまんまとハメられたみたいだ。


キスしたふりらしい。


キキをかっさらったのも
全部俺がキキが好きなのを認めさせるためだと…




どっちにしろ…
キキと1日一緒にいたとかムカツク。


「殴ることなくね?
キキもお前がすきなんだってよ~」



「は?」



「俺がさキキにキスしたら泣いてやんの!ガハハハ…」



「テメェ…キスしたのか?」




「ヤッベェ…いっちった…」



エヘヘじゃねーよ!



もう一発ぶん殴りゃ良かった。




俺が殴ったって
くたばる奴じゃねえからな。




コンクリートに沈めるか?



「つか…キキが俺を好きだって?アイツが言ったのか?」



それはなくね?



「本人からよーく聞くんだな♪」




マジでか!!




犬!



しっかり吐いてもらうかんな…