ヤクザのオッサン

散々泣いて…



ご飯食べて…



遊園地を後にした。



帰りの車は疲れて眠ってしまった。


「…キ!起きろ~!!」


「…るさあああい!」


トウヤのドデカイ声でめが覚めた…




って何!


ここ何処やねん!!


めが覚めたらうちは
白いベッドの上…


つうかカラフルな部屋。


「今日からキキのお家~
お前の飼い主俺…」



寝起きでわけわかんない事を口にしてるトウヤ…



「ここトウヤん家?」



「ポンピー♪遊星からキキ奪った。お前の飼い主俺。」


そう言いながらベッドに潜りこんで…って…




「ちょ…何してんの?」


何故かトウヤに覆い被されていて…


「お前初めてじゃねえんだからいいよな?」


「は?」



は?って聞かなくても
どうなるかわかってる。


別にエッチなんて誰でもできる。



なのに…



頭に遊星がちらつく。




トウヤがキスをする。



軽いノリのいつものチュウじゃなくて、深いキス。



嫌だ…



遊星。




遊星…



何故かトウヤのキスが物凄く気持ち悪く感じた。



なんなんだよ…



「クク…ククっ…そんなに泣くぐらい嫌なんだ?」



「泣いて…」



…るし…



バカじゃないの?
何でキスごときで泣いてんだよ…



駄目だ。



うち遊星じゃなきゃ嫌だわ…



ユメノ…陸…愛斗…負けたよ。



うちは…



「遊星が好きだ。」





「よくできましたあ~
キキエサ。」



いつものかるーいゆるーいトウヤに戻って…



うちの口にアメを突っ込んだ。