遊星もコンビニ弁当をがっついてる。


初対面なのに
この安心感っつうか…

落ち着く感じはなんだろ。


「キキ、此処に住め。」


「はあ?何で…。」


「俺が面倒見てやるよ。
その怪我じゃ不便だろ。」


「まぁ。けど金もそんなないし…うちなんかが住んだって迷惑だしいいよ。」



「金はいらねえよ。
怪我が治るまでは此処にいろって。それとも恐いか俺が…」



「遊星が恐い?恐くなんかないし…。
じゃあ…怪我直るまで此処にいる。」



遊星って…やっぱり変。



ヤクザの癖に
うちなんかに優しい。



「なんだよ…」


「遊星って…やっぱり父ちゃんみてえだ。」



「だから、24だ!!
お前の兄ちゃんくらいだろ。マジで食うぞ!ガキ!」


「怪我人なんで~。」





ご飯食べた後…
遊星は風呂に入った。



うちは、遊星のでっかいティシャツに着替えた。


携帯と財布しかないからなあ~。


手ぶらなのに…



いいのかな。