ヤクザのオッサン

「てわけ…。」



「女の嫉妬ってわけか。
だけどな、無茶すんなよ。男なんかに叶うわけねえんだから自分を大事にしろ。」


こつんと拳骨された。


なんか初めて言われた。


ちょっと嬉しいっつうか…

なんか…心に響いたよ。


「遊星ってお父さんみたいだな…」


「だから、まだ24だ。
なんなら俺が抱いてやろうか?」



「え…嫌だ。
遊星はなんか嫌だ。」


「俺だってガキには興味ねえよ。」



やっべぇ…


ドキドキした。


なんなんだこれは…



遊星って何者??


「さ~て、飯食うか?」


「お腹へったああ~」


ひょいっと抱き抱えられて…



リビングまで運ばれた。


「お前軽すぎ。ちゃんと飯食えよな。」



食ってるっつーに。


リビングに運ばれソファーに座らされた。


つか…また黒。



そんで広っ!つか物無さすぎだろ…



「好きなの選んで食いな!」


ドカっと置かれたコンビニ弁当…


沢山ありすぎ…



「遊星が全部買ったの?」


「あぁ。適当に買った。
気に入らないか?」


「ふふ…オムライス。
遊星にオムライスは変。似合わない~」


「わりいかっ!とっとと食えガキ!」


ハハハ…
ちょっと照れちゃって~


可愛いオッサンだな。



「じゃ、オムライスいただきい~。あ…ミルクティ。何で私の好みわかんの?」



「俺が好きだから…
好きならやる。」



ミルクティ…遊星が!?


マジつぼ…


でっかい体の癖にミルクティ…


遊星ってよく見たら
ちょっと可愛い顔してる…



「なんだよ…」


「ギャップ萌え…
きっと遊星はもてるんだろーな。」



「当たり前だ。俺に落ちねえわけがねえ。」


何その自信…



「ナルシスト~。」


きっと、遊び人だろうけど…



さてお腹減ったし…



「いただきまーす。」